私の祖母は、母親が小学生の頃に他界しています。
白血病でした。
当時、昭和30年代は有効な治療もなく、病院のベッドで痛くて苦しみながら亡くなったそうです。
そこからすでに50年ほど経ち、治療は劇的に進化しました。
抗がん剤の点滴、飲み薬、骨髄移植。当時は選べなかった治療法です。
ピアにお越し下さる患者さんの中には、白血病など血液腫瘍科の患者さんもいます。治療は様々、抗がん剤の方も、移植される方も、飲み薬の方もいます。
骨髄移植にチャレンジする方は、覚悟を決めてチャレンジします。
もちろんドナーとして提供する側も、数回の検査を経て、最終確認を経て、後に引けない覚悟を決めて挑みます。
自分の骨髄の働きなど普段は意識しないけど、これが役に立つなら使って欲しい、と思って私がドナー登録したのは、就職した頃だから13年ほど前です。
13年間で2回お呼びがかかり、今年は本格的に検査寸前までいきました。
でも、患者さんの体調とタイミングが合わず、ドナーにはなれませんでした。
大変なこともありそうですが、自分の骨髄が誰かの命をつなぐなんて、ちょっとすごいです。
いつかね、ともっている方、「今でしょ!」(←最近知った、はやっているそうですね)
登録自体はちょっと採血するだけです。
よく考えて、登録しないという判断もよいのです。
一度、ドナー登録のこと、考えてみてください。どうぞ、どうぞ、よろしく。
骨髄バンク★ドナー登録について
http://www.jmdp.or.jp/reg/