今週末に行う大腸がん市民公開講座@アクトシティ浜松のスライドを見ていました。
19~22時まで、こんな感じです。
スライドだけ見ると難しいことも、シンプルでわかりやすい解説でずばりなるほど、と納得してしまいます。
がん情報局ブログ
看護師免許はもつけれど、病院勤務ではありませんので感性は皆さんと同じく一般人。動く大腸の映像や、最近ふえてきたCTC(大腸のCT映像で大腸の中が立体的に見える機械、しかもカラー。)や、パウチ、抗がん剤の組み合わせネーミング方法など、わかりやすくて毎回勉強になります。自分が説明するときにも、こうすれば良いのかと学び多き日々です。
この講座では、参加者さんから事前に疑問質問を受け付けています。
ですから、質問はかなーり世論を反映しています。
今回は、がんワクチン治療の質問がありました。
ワクチン=予防
という気がしませんか。私は、します。
でもここでは、人間の免疫力を利用して病気と闘う方法。
がんを攻撃してくれるワクチンですが、今のところ臨床実験が始まったばかり。3段階中の1段階目です。それでも患者さんは、もっと良い治療は何かないかと必死で探し、これをみれば、試したくなると思います。
でも、その前にたくさんの症例から、各段階にあった標準治療があります。まず、そこをしっかり検討してみませんか。
魔法の治療は今のところ存在しないようです。願わくば、一錠飲んだらぱ~っと良くなるおいしいクスリが一日も早く登場して欲しい。でも、今のところ難しい。
一人で抱えて、ネット上や根拠の薄いウワサに悩んでいませんか。なかなか話しづらいと思いますが、ぜひお医者さん、薬剤師、看護師、相談室のスタッフさん、誰でも良いです。あなたの身体に一緒に向きあっている専門職に打ち明けてください。
医者はわかってくれない、と聞きます。(たしかに。)
しんどいときに、訴えるのは疲れます。(大変。)
でも、ちょっとでもいいから、訴えて欲しいです。一つよろしくお願いします。どこに話したら良いのかこまったら、ピアでもいいですよ。交通整理お手伝いします。
ワクチンについてonウイキペディア